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2010年にはサッカーのワールドカップ開催が予定されている南アフリカ。

アクセス

ヨハネスブルグのオリバー・タンボ国際空港
（O.R. Tambo International Airport）は、南アフリカの主要空港で、
5大陸から45以上の航空会社が乗り入れるハブ空港でもあります。

南アフリカ共和国への日本からの直行便はありません。

日本からですと香港やシンガポール、バンコク経由が
一般的なルートです。

成田〜香港〜ヨハネスブルク間のフライトは、
計１７時間４５分。

時差は、マイナス７時間です。

ビザ

日本からの旅行者は、正式なビザ申請なしで入国できます。

南アフリカ共和国 到着後、
自動的にフリー・エントリー・パーミット・ステッカーに分類されます。

通常で最大90日の滞在が可能になり ますが、保有の航空券に合わせて
入管職員が滞在期間を設定する場合もあります。

もし、それ以上の期間、南アフリカに
滞在を希望する場合、正式なビザを申請する必要があります。

銀行と通貨

南アフリカの通貨はランドで、Rで表示されます。
1ランド＝100セントです。
銀行や両替所で外国通貨の両替ができます。
アメリカン・エキスプレス、ダイナースクラブ、マスター、ビザなどの
主要なクレジットカードが広い地域で使用できます。

チップと税金

南アフリカの大半のレストランでは、サービス料金を徴収しないので、
支払い額の10〜15％のチップを渡すのが習慣です。
駐車場やガソリンスタンドでもチップを渡します。
金額が小さくても、喜ばれます。

ほとんどの物品やサービスに、14％の付加価値税（VAT)がかけられます。
旅行者も付加価値税を払いますが、
250ランド以上の買い物をすると、VATは払い戻されます。
出国の際、領収書を提示して、VATの払い戻しを受けてください。

服装

北半球の季節と正反対の南アフリカ。

夏季は、木綿や麻などの薄手で、半袖の衣類が最適です。

夜は肌寒くなることもあ りますので、薄手のジャージーや
ジャンパーなどがあった方がよいでしょう。

また、夏季は、雨傘やレインコートが必携で、西ケープ州では冬季も
雨具が必要です。冬季は暖かい服装が必要です。

マラリア

マラリア蚊の生息地域は、ムプマランガ州とリンポポ州の
ローフェルド地帯、クワズールー・ナタール州の
マプタランド海岸地域だけです。
実際にマラリアに感染するケースは少ないですが、
これらの地域に行く場合は十分な事前準備や心構えが必要です。

南アフリカ政府は、スワジランドとモザンビークと協力して、
広範囲なマラリア撲滅プログラムを実施しており、マラリア感染者は減少しています。

マラリアに感染した蚊に刺されない限り、マラリアにかかることはありません。最新の虫除け剤やグッズ、それに常識があれば、蚊に刺される可能性を少なくすることができます。
最も安くて安全で効果的な対策は、防虫ネットや優れた虫除け剤を使うことです。

マラリアの予防薬はありますが、事前に医師に相談してください。
また、予防薬は妊娠している女性には使用できませんので注意してください。

南アフリカの料理

南アフリカ料理の源は、ケープタウン周辺のケープ地方。

そこには、東洋と西洋、そしてアフリカの大地がもたらした、
さまざまな伝統と食文化を垣間見ることができます。

南アフリカでもっとも影響を受けている料理は、南アフリカを
支配していたオランダの植民地だったインドネシアから
労働者として渡ってきたインドネシア〜マレー系の人々の料理です。

ヨーロッパ系の移民の農場で、男は農作業に従事し、台所を任された
女たちはそれまでの料理法に生まれ育ったマレーの特徴ある香辛料を
ふんだんに取り入れました。

そんな経緯を経て、今や南アフリカの国民食のひとつなった料理に、
スパイシーな南アフリカ風のミートローフボボティーがあります。

サモサなどのインド料理、チキンなどの肉や、魚料理、シカのシチューや
ダチョウ肉の煮込みといったゲームミール、
そして、イモムシやシロアリの料理もあります。

サモサなどのインド料理などの、これらの料理は、
数々の部族を擁する原住民、アフリカーナーと呼ばれるオランダ、
イギリスなどのヨーロッパ系の人々により南アフリカ中に広まりました。

そして
南アフリカといえば良質なワインの生産地として世界的に有名。

ワイン造りは、その歴史はほぼ建国と同時に始まったのだそうです。

特にウエスタン・ケープ州では、澄んだ空気や良質の水、
湿度の少ない土壌、豊かな陽光に恵まれ、ワイン造りが盛んです。
南アフリカ産のぶどう品種として、白では"シュナンブラン"、
赤では"ピノタージュ"が世界的に有名です。

また健康茶として日本でも
知られるルイボスティーも、南アフリカの特産物です。

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