このペ-ジでは、
トラベラーズチェック(T/C)と
国際キャッシュカードを
解説していきます。
トラベラーズチェック(T/C)とは、旅行用小切手といいます。
外国旅行者が、旅行中の現金の紛失や盗難による亡失を避けるために利用し、
最近では、海外旅行の一般化とともに日本人にも海外旅行で、
馴染みの決済小切手ととなっきています。
トラベラーズチェック(T/C)を使用できる国としては、
アメリカのように店頭で現金同様に支払に使用できる国と、銀行や両替所、
ホテルなどの両替商で現金化しなくてはならない国とがあります。
トラベラーズチェック(T/C)の券面には、
サインする場所が2か所あり、1か所は購入時に予めサインしておき、
もう1か所は、実際に使用する際(=両替する際)にサインします。
画像引用: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
トラベラーズチェック(T/C)のメリットは、
このように本人のサインがないと現金化できず、
紛失しても再発行が可能な点です。そのために、安全面では、
スキミングやカード偽造のカード犯罪の危険を伴う
クレジットカードや海外キャッシュカードよりも安全といえます。
一方デメリットとしてはT/Cを現金化する際、1回あたり、
あるいは1枚あたりという形で手数料を徴収する国・地域もある点です。
トラベラーズチェック(T/C)を購入する場所ですが、
銀行・郵便局・トラベルセンター・空港やインターネット・
宅配サービスなど、色々なところで購入できます。
しかも使用期限がないので、長期旅行も心配無用。
万一、
トラベラーズチェック(T/C)が余ってしまっても、
次回の渡航時にそのまま使えますし、払い戻しも可能です。
(ただし払い戻しには手数料がかかります)
国際キャッシュカードは、日本円で預金したお金を、
旅先の海外のPLUSPLUS(プラス)あるいはCirrusCirrus(シーラス)と
提携しているATM(現金自動支払機)にて現地通貨で引き出せる
キャッシュカードです
国際キャッシュカードのメリットは、トラベラーズチェック(T/C)
や現金と異なり、必要なだけ引き出せるので、換金し過ぎを防げます。
海外のATMは24時間365日使えるところが多く、
曜日や時間を気にせずにいつでも現金が入手可能なのです。
デメリットとしては、カード利用ごとに手数料(200円程度)が
かかるのと、小都市や途上国の場合、利用可能なATMが、
少ない点などがあります
特に、【スルガ銀行】では、
国際キャッシュカードの発行に力を入れて
まして、
HISワールドキャビットVISAデビットカードという
国際キャッシュカードを発行しています。
▽その他の主な国際キャッシュカード、
インターナショナルカード(三菱東京UFJ銀行) 、
みずほインターナショナルキャッシュカード(みずほ銀行)、
MONEYKitグローバル(ソニー銀行)、
PowerFlex(新生銀行)、
国際キャッシュカードサービス(三井住友銀行)、
バンキングカード(シティバンク銀行)
クレジットカードの裏面に、
PLUSPLUS(プラス)または
CirrusCIRRUS(シーラス)
のロゴマークのあるクレジットカードであれば、
旅行先各地の主要空港やメインストリートなどにある約100万ヵ所のATMで
海外キャッシングサービスをご利用いただけます。
また、ほとんどのATMが、平日、休日を問わず24時間利用が可能です。
※通常の国際カード(インターナショナルカード)であれば、
自動的に国際キャッシュカードサービスが付属しています。
注意;
お役たち情報は、2008年11月時点のものです。
最新情報は、必ず、各関係機関へご確認ください。