ここでは、一般向けのカードの
ソニーカード と SBIレギュラーカードについて説明します。
さて、米国でカードを使ってから口座振替日までの間、為替レートが、
ドル預金時より円安か、円高かで損得が分かれます。
ドル預金を使えば、どちらも円高メリットを受けられますが、SBIカードは、
ポイントの実質還元額が高いぷん少し有利です。円換算で10万円分支払うケースでは、
ソニーカードより約1000円相当が得になります。
ただ、SBIカードでドル決済するには、ひと手間必要で、口座振替日までに
ネット上の利用明細を見て、ドル払い分をドル預金口座から引き落とすように
指定しなければなりません。
この場合は、ドル預金を使わずに円で決済したいものです。
ドル払い分を円決済するには、ソニーカード、SBIレギュラーカードの2枚とも
別途為替手数料がかかりますが、ソニーカードは1ドル当たり10~20銭と
SBIカードの同3円より大幅に安いです。
1000ドル分の買い物をアメリカでした場合、
ソニーカードのほうが、2000円以上も為替手数料が安く済みます。
もちろん、円決済カードを使うより有利です。
ただ、ソニーカードで円決済するのは少し面倒ではあります。
ドルロ座を口座振替日の前日までに残高不足にすれば6営業日後に円口座から
引き落とされるますが、それにはドル預金をドルMMFなどに換えておく必要があります。
この6日間で再び円安になった場合は、資金をドル預金口座に戻せばいいのです。
* SBIレギュラーカードを選ぶ基準
ドル預金をしたときよりも円高にならないと考えられるならば
ポイントの実質還元率の高いSBIカードが、オススメです。
* ソニーカードを選ぶ基準
ドル預金をしたときよりも円高になるか、変化しないかと
考えられるときには、ドル預金時よりも円高になっても
負担が、少なくて住み、為替変動にも強いと言えるからです。